上=大船山  下=平治岳
 2014年05月30日  大分県九重町長者原から日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  長者原5:03~沢渡る5:46~5:57雨ヶ池越6:05~坊ガツル6:50~段原(稜線)8:00~8:20大船山8:43~北大船山9:01
 鞍部分岐9:30~10:03平治岳10:13~鞍部分岐10:38~坊ガツル11:20~雨ヶ池越12:02~長者原13:02
  8時間00(休憩含)    上り累積標高差 約1140m

山    名  日本300名山・大船山(だいせんざん1786.4m)、平治岳(ひいじだけ1642.8m)
天    候  


大船山は3年前のま3月、久住山へ登った時の事、初めてその姿を眺め、ドッシリとした山容に目を奪われた。
何時か登ってみたいと思っていた山だ。

この山が一番輝くミヤマキリシマの咲く時期を狙っての今回の遠征。







広い飯田高原の長者原の駐車場から出発。
タデ原湿原の木道を通り過ぎると登山ポスト。届を投函して歩き出すと首輪をしたワンコがついてきた。
「もう、帰りーな」と関西弁では無理だったかな。「帰れ!」と一応命令を。
私が気にいってくれたのではしょうがないか。多分この辺りの山に精通したワンコだと思った。案内役をする積りなのだろう。
雨ヶ池越の手前のベンチで小休止。ワンコにも食料と水分を分配。

 

坊ガツル湿原を見下ろし、正面の大船山をはじめ久住山の山並みが見渡せる様になる。
坊ガツルのテント場まで約2時間、ワンコも一緒だ。

広いテント場にもテントはまだ疎ら。周りを九重の山に囲まれて好天続きでもあり、快適そうだ。

大船山の遠景


さて大船山への500mの登りだ。
薄暗い樹林を抜けると明るい登山道になる。坊ガツルが見下ろせる様になると稜線が近い。



ワンコも頑張ってお供して来たのでと、また食料と水の配給。

稜線分岐(段原)


段原から大船山山頂は近い




大船山直下から山頂を見上げた


ワンコは山頂間際ですれ違った団体さんに捕まり、知らない間に団体さんを案内していた行ってしまったようだ。
登山口まで連れて帰らなければと思っていたのに心配だ。

何処かでまた私の方へ戻って来れば良いのだが。

大船山山頂からは360度見渡せた。
平治岳を眺めると山頂へ向かってピンク色に染まって見えている部分がある。
それでもまだ三分咲きだとか、小屋の方が話していたらしい。

休んでいた登山者に山頂写真を撮って貰った。

大船山にもミヤマキリシマは沢山咲いていたが、やはり平治岳の群落を早く見に行きたくなる。



平治岳への途中に北大船山 此処もくじゅう連山の見晴らしが良い


あの団体さんに追いついた時、やはりワンコはいた。そしてまた私について歩いてきた。
鞍部から見上げる平治岳の斜面は見事にピンク色に染まっている。
急斜面ではあるが気持ち良い雰囲気だ。
この時期、この山には別の下山道が確保されているので登山者は多かったけれど混まないのは嬉しい。

平治岳を見上げる


平治岳へ登る


平治岳山頂が見えた


平治岳山頂からのくじゅう連山


平治岳山頂からの大船山


平治岳山頂から見下ろす


ここはミヤマキリシマとくじゅう連山が一体になり、見事な眺望だった。
坊ガツルまで折角一緒に下ったワンコだったが、知らない間に若い女性達にくっ付いて下ったのだろう。
登山口には遭難者を助けた伝説の賢い犬の像があったが、後継した子孫だったのかも。


これが平治岳の姿

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