No,261  槍ヶ岳

今、紅葉のまっ只中

《2000年10月7日〜10月8日》
《単独テント泊》
《新穂高温泉から槍ヶ岳へ》 

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10月7日
新穂高温泉に朝到着
睡眠が取れていないので午前中寝て、午後の出発を考えていたのに嬉しさのあまり、眠れず直ちに出発する事にした。

登山届を済ませて売店で270円のミソパンを買った。
ここに来ると、どうもこのパンに手が出てしまう。

しばらくいやな林道を進むと、道はUターンをしてドンドン進行方向から、とうざかって行く
(自分の地図ではまっすぐ進めるはずなのに・・・・・・・もっともこの地図28年前に買ったもの)
とうざかった所に”穂高平山荘”が見えてきた。ここでやっと目標方向に向いて林道は続いていく。

やっと”白出沢出合”ここからは登山道になっている、”チビ沢”(唐沢岳の直下)、”滝谷出合”と、この辺りから少しずつ山の色は
鮮やかさが見えるようになる。まもなく槍平が近付き沢の音が聞こえる。
小屋につくと早速ビールを買ってテント場へ直行

 

なかなか良いテント場で、大きい石ころも少なく、整地されていた。
まだ昼過ぎであるが睡眠に入っていました。

 

10月8日
出発は5時半ちょっと寒いが歩き始めると、汗はあまりかかないが温もってきた。
標高2500m、森林限界なのか廻りの山と紅葉の別世界が良く見えるようになった。

 

ジグザグの道は標高差1000m以上、大喰岳と槍ヶ岳の鞍部までつづいている。何度と無く立ち止まり、息を整えながらの槍ヶ岳山荘前
に辿りついた。

槍の穂先へ往復 ここからの穂高連峰は、やはり日本の屋根の中心。恐ろしくも思える岩稜は見事である。
穂先からの下降では、今まであまり思ったことが無かったが怖さで少々ビビリました。左足関節を傷めていたのと、
やはり年齢のせいも有るのかと・・・・。

 

山荘脇を西鎌尾根を少し下り、千丈沢乗越から左へ折れ”奥丸山”への尾根コースを下る事にしました。
このコースは登りの時、紅葉のすばらしい尾根なので、是非通ってみたいと思っていたのです。
登山道も刈り込みがされていて、通行に支障は有りませんでした。それよりなにより、このコースはすばらしい紅葉の真っ只中で
感動、感動、感動


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京都の二人組みの方!  ちょっと遠回りでしたがこのコース良かったですよ。1人だけ出会いましたが、人もほとんど通っていませんし。
その後、テント撤収してそのまま下山しました。温泉着は5時過ぎていましたが、露天風呂でサッパリできて最高でした。

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