将棋頭山 (行者岩より)
 2007年6月17日  前夜発日帰り
 メ ン バ ー  タンタンさん、DOPPO
行    程  伊那市・桂小場〜ちりめん坂〜大樽小屋〜胸突八丁〜胸突ノ頭〜将棊頭山
 〜胸突ノ頭〜行者岩〜胸突ノ頭〜信大ルート分岐〜信大ルート〜桂小場
山    名  将棊頭山(2730m)、行者岩(2658m)
天    候  快晴
仕事を終え、食事会が終わったのが午後8時半を過ぎていた。天気が好転するという予報に釣られて急いで帰宅。
夜11時過ぎに大阪を出発した。
Tさんと交代で運転し、1時間半ほどの睡眠。


25000地図へ
標高1250m。西駒登山口の標識がある桂小場を5時20分出発。
駒ヶ岳の名称を甲斐と木曽に取られてしまっている伊那では甲斐駒ケ岳を東駒ケ岳、木曽駒ケ岳を西駒ケ岳と呼んでいるそうだ。
緩やかな登山道はとても歩きやすい。大きな熊笹の斜面を切り開かれたしっかりした道だった。
およそ1時間ほどで水場。この辺で左手に将棊頭山へ続く雪の付いた稜線が見えてきた。


睡眠不足のためいつもよりゆっくりペース。
稜線へ出ると新緑が眩しく、足元にはイワカガミが現れる。

出発して2時間の大樽小屋は小休止にはちょうどよい。
いよいよ胸突八丁だ。
その名ほどの急な坂道ではないが兎に角眠い。

2000mを越えた頃から登山道に雪が残っている。
中途半端で歩きにくく滑りやすいのでアイゼンを付けてみた。
ローカットシューズだったのでピッタリこない。

左手遠くに尖った山が見えてきた。その左手にはギザギザの山も見えている。

まさしく甲斐駒と鋸岳の特徴ある姿だった。

ぐる〜〜っと目を北に向けると北アルプスのようだ。
間違いなく槍の穂先である。

左端が笠ヶ岳   右手に穂高と槍の穂先
胸突の頭の直ぐ下だろうか、少し広まった場所で一休みする。
10分くらい横になり眠ってしまった。
ほんの僅かの眠りだったが気分がすっきりした。

雪渓を横切り尾根を歩くようになると大きく展望が開ける。
東の展望

大きな山容の御岳
小さい鞍部に分水嶺の標識。ここから夏道は北東斜面を西駒山荘へ向かうようだが急な斜面の雪渓はいやな予感がする。後で知った事だがこのあたりは雪崩の巣と言われているようだった。
夏道を避けて稜線に沿い冬道を登った。
展望はどんどん開け、程なく将棊頭山頂に着く。

快晴の360度アルプス展望だ。
槍の右手には常念や後立山連峰、鋸、甲斐駒から光岳へ続く南アルプス。農鳥の右後ろには大きな富士の姿も見ていた。これほどくっきりと展望できる日も稀だろう。
急遽飛び出して来た甲斐あり。


将棊頭山山頂手前

木曽駒ヶ岳




南アルプス

特徴のある宝剣岳ズーム
分水嶺まで戻り、風力計が目立つ胸突の頭から行者岩へ向かう。
まだ夏の花は少ない。黄色の花だけが咲いていた。

行者岩のあるピークと、右後ろに重なる茶臼岳

行者岩とは大岩が幾重にも重なるピークだった。
地蔵岳のオベリスクにも似た雰囲気だ。

Tさんは茶臼岳まで往復してくると言うので暑い日差しを避けて岩陰でゆっくり待っていた。

30分足らずで直ぐに戻ってくる。
食欲は進まなかったが昼食とした。


行者岩で

バックは木曽駒ヶ岳
下りは胸突八丁の途中から信州大ルートをとる。

新緑の自然林の中を一気に沢へ下った。
途中幾つか分岐があったが何処を下っても大した違いはないようだ。

沢沿いの道を少し下ると大きな堰堤の階段を登って下る。
広い林道を下ると朝の桂木場登山口に着いた。

思い切って出かけてきた甲斐あり、夏山展望を先取りした気分で爽快だった。
駒ヶ根の早太郎温泉で汗を流して帰宅した。

同行のタンタンさんのページ
 (参考タイム)
桂木場登山口5:20〜大樽小屋7:20〜9:30胸突の頭9:50〜10:30将棊頭山10:55〜11:45行者岩12:30〜信大ルート分岐13:40〜桂木場登山口15:10