2011年08月13日  天塩岳ヒュッテ登山口駐車場から日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  天塩岳ヒュッテ4:50~分岐5:107:25前天塩岳7:358:33天塩岳8:55
 ~新道~9:20避難小屋9:30~分岐11:03~天塩岳ヒュッテ11:30
山    名  前天塩岳(1540m)、天塩岳(1558m)
天    候  快晴



前日 8月12日 
本当は石狩岳の急登日帰りのシュナイダーコースだった。
前日石狩岳登山口へと林道を走り出すとゲートあり。
林道工事で来年春まで閉鎖の看板。これで石狩岳の登山は中止。

諦めていた天塩岳だったが、急遽登山口のある天塩岳ヒュッテ目指す。
無人無料の立派なヒュッテに着くと先客の夫婦連れが一組と単独者。有り余る程の広い部屋、絨毯まで敷いてあった。
炊事場も完備されている。外は駐車場も広く炊事施設とトイレが別棟に用意されていた。


黒板に情報が書かれている。此処でも2日前のヒグマの出没情報。
どの山でも同じ事だが出没だけで被害はほとんど無い。
刺激しないようにそっとしておく事なんだろう。

情報は参考にするだけ、何れにせよ、登山を辞めるわけではないので、ヒグマ情報は気にせず登る事になる。


当日 8月13日

天気は良さそうだ。登山道は沢に沿って広い道が続いている。
分岐を過ぎ、三回目の板の橋を渡り旧道はそのまま沢に沿って登ってゆく。
前天塩コースは次第に沢から遠ざかってゆき、緩やかに高度が上がっている感じだ。





左へ曲がる頃から登山道は急斜面に変わってゆくとグングン高度が上がる。標高1400mを超えるころハイマツ帯になり石がゴロゴロした歩きにくい道。歩き難さと反比例するように天塩岳や新道の稜線がよく見えて来る。


風が強くなって来てあっという間に帽子を飛ばしてしまった。ハイマツの手前で止まってくれていて何とか回収出来た。
前天塩岳山頂は小さいガラガラの石クズ。北側が切れ落ちていて強風下では怖い。風裏で休む。

天塩岳の美しいスロープが印象的に見える。此処からの道が手に取るように見え、早くゆきたい気分にさせてくれる。



天塩岳側から見る前天塩岳


あと少しで天塩岳山頂
味わうようにユックリ登っていた天塩岳の途中で、又々帽子を飛ばしてしまう。
今度はハイマツのずっとむこうへ飛んで行って回収不能、諦めよう。

北海度でずっと日除けに使っていた愛着の有ったイグサの 帽子よさらば。




天塩岳山頂は誰もいなかった。今日一番乗りだろう。
すると新道方面から単独者がやって来て急いで下山していった。

良い天気だ展望しよう。


南方面に雪渓が残っている大きい山は大雪山だ。

これから下る新道の途中に見える三角屋根の避難小屋とトイレがスロープの中に可愛らしく見える。
               

避難小屋から見る天塩岳は結構尖って見えていた。





新道下山道から見る前天塩岳






見晴らしの良い尾根の道を下ってゆき、、樹林帯の中を沢に近付くと分岐。
朝通った道をヒュッテへ。今朝三台だった車は十台に増えていた。



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