行く手に薊岳の姿あり
 2012年01月05日  日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  駐車地8:30~東吉野村大又.笹野神社8:45~大鏡池11:05~小屋の尾頭11:30~やせ尾根半分で撤退12:30
 ~13:20大鏡池で食事13:38~笹野神社15:00~駐車地
15:15
山    名  
天    候  曇り時々雪

又もや寒波。
凍結した路面の上には雪が積もっていた。
だれもいない朝のやはた温泉。



バス終点を過ぎて大又林道を進む。
浄水場の横にある材木集積場の広場に駐車した。
15分ほど歩いてバス終点の笹野神社まで戻り、神社へお参りする。
境内の脇から登山道を登ってゆく。
雪が舞っている。


標高が上がるにつれて雪も深くなってきた。
登り始めて1時間半、大鏡池の近くまで登ってくる。
辺りは雪が幹に張り付いた見事な杉林。

ここでスノーシューに履き替えた。


大鏡池


大鏡池で今日1人の単独者と出合った。
45分早く出て薊岳まで往復して来られたそうだ。

「速いですね~」と挨拶を交わす。


標高も高くなって1300m。
小屋の尾頭まで来ると積雪も深くなり歩き難い。
此処は左へ曲って斜面を下るところだが
先ほどの先行者のスノーシュー跡が右往左往している



この先に先行者の跡は消えた。
此処を薊岳と勘違いされたのだろうか?

少し斜面を下り先へ進む。
やせ尾根への急坂は深い新雪で時間が掛かった。



雪屁の多いやせ尾根でのスノーシューは危険だった。
アイゼンに履き替え、スノーシューとザックをデポ。
山頂までは近いので空身で往復を考えた。
一応下り用にロープと簡易ベルトを身に着けて数十メートル進んだ。
思うように前に進めない。
山頂らしき形がガスの中にぼんやりと見えている。
残り3百メートルも無いように見えるが・・・・。




ここまで結構時間を費やしている。
往復するには1時間では無理だろう。
2時間掛かるかもしれない。単独行には限度だろう。
残念だが先週に続き今日もタイムリミットと云うことで撤退だ。



新雪の深雪、遮るもの多く、このやせ尾根の途中で撤退した。


自分の足跡


大鏡池で食事を摂り下山した。
今年の初登山は撤退での始まりに成ってしまった。

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