2012年03月16日  山梨県都留市鹿留から 日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  御正体神社前ゲート6:30~池ノ平7:10~旧林道終点~8:27竜の口8:35~上人堂跡9:30~文台山への分岐10:02
 ~10:43細野への分岐10:53~キレット~11:40御正体山
 御正体山12:03~細野への分岐12:38~文台山への分岐12:56~上人堂跡13:15~竜の口13:34~旧林道終点
 ~池ノ平14:26~御正体神社前ゲート14:56
山    名  御正体山(1681.6m)
天    候  快晴のち曇り


 
富士見山行3 御正体山 富士山の北東方向の山



予定では午前中に御正体山、午後は石割山を考えて出発した。
今回の御正体山への取付きを鹿留川を遡った支流の林道終点Pにしていたのであるが、これが誤算だった、というより見過ごしていた。
ずっと手前に閉まっているゲートが有ったのだった。





御正体神社の前の道が少し広くなっていて、そこに駐車した。
池の平までの林道はアスファルトの道。そこから先は荒れた林道で雪道になる。
幸いな事に一本だけ下ってきた踏跡があり、雪は少しづつ深くなってくるので結構助かる。

地図に載ってはいたが元々林道終点Pまで入れるところではない。
そして踏み跡はここで途切れた。

その林道終点からは沢の道になる。

踏み跡
踏み跡が無くなった

雪を被っていてルートが判りにくい、ルートファインディングに多少時間も掛かり出したが、沢の分岐点の竜の口でひと休み。


竜の口
ここからは沢に挟まれた尾根に上る。急坂になってきたのでアイゼンを付ける。
重い雪で疲れるが振り返ると時々富士山が望め、ワクワクしてくる。

広場のある上人堂跡、文台山への分岐でも富士山の展望が効く。








ラッセルが辛くなってくると何度か引き返そうと思ったが、その度にあと少し、あと少しと踏ん張る。
P1568は細野への分岐。ここにはベンチが有り、ベンチに座って富士が望める格好の場所。

一段と積雪が深くなった稜線。「もうこれ以上前進は無理か」と。
その時、山頂から細野へ下っている一本の踏み跡発見。この足跡は前日のものとだろう。
ラッキーだ、これで山頂まで行ける元気が湧いてきた。




ちらっと見えた御正体山山頂


絶妙に切られたトレースに引っ張られてキレットを超え、山頂に到達。



山頂からの展望は無かったが、ベンチがあり、ユックリと食事が摂れた。
5時間以上掛かってしまったが、たっぷりと達成感に浸ることができた。







言うまでもなく一人も遭わない一日。
当然だが、石割山へ登る時間も体力も残ってはいなかった。
次回の楽しみに残しておこう。石割温泉に浸かり、深夜に帰阪した。

TOPへ  山へ残した足跡  大峰へ残した足跡  台高へ残した足跡  百高山と標高2500m超の山  日本百名山