光山
 2012年12月07日  三重県・海山町・水無峠から日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  水無峠8:05~橡山8:55~林道へ9:45~沢へ降りる10:05~光山11:15~木組峠12:00~神明水12:20~又口辻12:52
 ~13:27林道地蔵峠13:35~林道歩き~水無峠
14:40  計6:35
山 名 (池)  橡山(1008.6m)、光山(1184m)
天    候  快晴


早朝の出発は道路の凍結が怖いので前夜の出発にした。
尾鷲市内を少し越えた所にある道の駅『海山』に着いたのが22時だった。

夜明は遅いのでユックリ寝る事ができた。





今日の登山口は水無峠だ。ここからは尾鷲の海が見下ろせる。
大台方面も見える。
先ずはここから尾根沿いに登る橡山への取付きが何処なのか、だ。
これは直ぐに分かった、入り口の横にテープあり。
ハッキリしてはいないが、踏み後らしき所を進む。藪が酷くて進み難い。
右へ左へと迂回を繰り返し、橡山山頂。




山頂からの展望は悪い。
只、木の間からは、雪で白くなった日出ヶ岳が辛うじて望める。

少し戻りそのまま北に進む。
尾根道では時々大木に出合う。


ここからは歩き易い尾根が続き、東の林道に降りる。
舗装は無いが車は入れそうな林道だ。


少し進むと岩が散乱した道になる。
岩には苔が生えている。ここは以前から放置状態と思える。

目指す光山は、谷を隔てた右手上に見えている。
濡れずに沢を渡ることが出来るならば最短で登れるのだが。
そんな思いで居たら、右手に沢へ降る踏みあととテープが見える。
思いが通じたのか、沢を渡る所にもテープ。
伐採の為の道になっているようだ。
沢を横切りながらしばらく上流へ歩き、右手の支沢へ登る。
ここ迄はリボンに頼った。

支流の左岸に移り、急斜面から尾根へ藪漕ぎで登る。イガイガが衣服にまとわり付いて邪魔をする。



開けた緩斜面に辿り着くと眺望良く、光る海を見る。



橡山が見え、その向こうには尾鷲の海


次第に踏みあとが現れ、山頂へ導くが、知らぬうちに通り過ぎてしまったことに気付いたのは食事の為に休んだ次のピークだった。
美しいブナ林が有ったがその付近のピークが光山山頂だったようだ。


稜線を進むと絶好の展望地に着く。大峰や大台方面が見渡せた。
ここはちょうどコブシ嶺山頂によく似ている。足元はブヨブヨの土と小石の丘のような所だ。
ノコギリ状の荒谷山の向こうに釈迦ヶ岳、又剣山の向こうには八経ヶ岳と、右手には大普賢岳だ。
霞んではいるが、これだけ見えれば満足だ。


右手前はコブシ嶺、真ん中奥が大台・大蛇嵓


又剣山と奥には八経ヶ岳


荒谷山と、奥の釈迦ヶ岳


そのまま進むと木組峠。地図に載っている場所とは違う位置に道標があることになる。
どちらが正しいのか分から無いが、何れも稜線を跨いでいるので峠には違いない。
ここからの下りは古道の尾鷲道。何ヶ所も崩れて細くなってしまった道だが、何とか通行は出来た。

木組峠道標


折れてしまいそうな腐りかけの橋


土砂に流された登山道も3m上を迂回できる


地蔵峠へ降りつくと、ここは林道跡。


展望良い林道歩きは楽しい。退屈することもなく車のところへ戻った。


帰路、ファンタジックなイルミネーションに飾られた下北山村のスポーツ公園『きなりの湯』に浸かる。
今回は、何時かは登らねばと思っていたが、放ったらかしのままだった台高75山の内、残りの2山。これにて台高全山完登。


TOPへ  山へ残した足跡  大峰へ残した足跡  台高へ残した足跡  百高山と標高2500m超の山  日本百名山