五色ヶ原と鷲岳(右)鳶山(左)   獅子岳の南斜面より   クリックで大きい画像
 2013年09月27~28日  富山県立山室堂平から五色ヶ原テント1泊 ピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  9/27=立山室堂平8:20~9:20浄土山9:45~11:05獅子岳11:18~五色ヶ原12:35  計4時間15分 プラス 鷲岳ピストン50分
 9/28=五色ヶ原7:15~8:47獅子岳8:58~10:22浄土山10:40~室堂平11:32  計4時間17分
 プラス 天狗平散策 60分
山    名  浄土山(2831m)、獅子岳(2741m)、鷲岳(2617m)
天    候  晴れ


今回の山はのんびり歩ける短いコースで一泊。
だから急ぐ事もなく展望と写真を楽しめる。

荷物は少しだけ重いめのツエルト泊装備だ。勿論ツエルトだから、ほぼ雨が降らないことを前提にしている。
天気予報ではこのところ一番安定している感じがする。

但しテント場の朝方の気温はマイナス4度と、かなり下がり、夏用のシュラフではかなり厳しいものだった。
勿論耐えられない場合は小屋へ逃げ込む予定だったが、持っていたものをフルに使って何とか凌げた。風が強く無かった事も幸いだった。



【 2013年9月27日 】


立山駅一番のケーブルとバスに乗って室堂についたのは8時。
久しぶりの立山室堂の雰囲気を楽しみ、歩き始める。
この時間では観光客より登山者の方が多そうだ。

その一部は私と同じく浄土山へ登る。快晴の空で遮るものはなく気分は高揚する。
しかしここの登りはシンドイ。

別山方面
(クリックで大きい画像)


室堂を見下ろす
向こうは右が奥大日岳




浄土山からの展望は北アルプスが一望。暫くは展望に酔ってしまい、歩き始めるのが嫌になりそうだった。

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一ノ越と雄山


剱岳(クリックで大きい画像)





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五色ヶ原方面へ歩く人は極端に減った。殆どは一の越へ下ってゆく。

鬼岳側からの獅子岳




予定通り昼頃には五色ヶ原へ到着した。
小屋のビール600円を買い、飲み切ると空を仰いで昼寝。
気持ちよく起きた後、鷲岳へ。できるだけ草の上を歩かず、瓦礫の上を歩いて往復した。


五色ヶ原と山荘 鳶山



テント場は少し下ったところでトイレが完備。ホースで引かれた水場には蛇口が設けられていてシッカリ流れていた。
誰もいないぞ、 今日は自分だけの一張りか?

寛ぎながらノンビリと設営していると、単独で富山のT青年がやってきて、二人になった。
ガスが出てきて薄暗くなりかけたが青空が戻りTさんと一緒に呑む。
満天の星で夜風は弱かったが夜明け前の冷え込が厳しい。









【 2013年9月28日 】

朝陽は針ノ木岳に隠れ、随分明るくなって現れた。
Tさんは6時ごろには出発して行ったが、時間に余裕がある私は濡れものを干し、ゆっくり出発した。


手前=裏銀座の不動岳、南沢岳、烏帽子岳、三ツ岳へ
奥=餓鬼岳、唐沢岳から表銀座の燕岳、大天井岳へ



獅子岳側からの鬼岳



鬼岳側からの龍王岳


真砂岳の右手に白馬岳が頭を出している


昨日に続いて澄み切った空気の中展望を楽しんで室堂へ戻った。
バスで途中下車し天狗平を散策し立山駅に下った。

たまにはこんなノンビリ登山も良いものだ。

加えてこれ程透明感のある空気も久しぶりだろうか。
お陰で北アルプス全山やその先までが見渡せたのも決して大げさではない。


展望確認できた山リスト
白馬岳、杓子岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳、蓮華岳、北葛岳、七倉岳、不動岳、南沢岳、烏帽子岳、三ツ岳、野口五郎岳、赤牛岳、水晶岳、黒部五郎岳、薬師岳、立山三山、剱岳、剱御前、真砂岳、立山別山、白山連峰、浄土山、国見岳、獅子岳、竜王岳、鬼岳、鷲岳、鳶山、越中沢岳、大日岳、奥大日岳、唐沢岳、餓鬼岳、燕岳、大天井岳、槍ヶ岳、北穂高岳、奥穂高岳、西穂高岳、笠ヶ岳、乗鞍岳、八ヶ岳連峰、甲斐駒ヶ岳、鋸岳、富士山



天狗平から奥大日岳


天狗平


天狗平からの剱岳




天狗平からの大日岳
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