標高2000m付近からの山頂
 2014年10月10日  長野県栄村・切明の車止ゲートから日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程    切明・車止ゲート6:13~7:30檜俣川下降点7:37~沢渡渉点7:47~8:45物思平8:50~9:32ワルサ峰9:42
 ~10:10西赤沢源頭10:15~11:00佐武流山11:17~西赤沢源頭12:00~12:30ワルサ峰12:35~物思平13:18
 ~沢渡渉点13:57~14:13檜俣川下降点14:23~切明・車止ゲート15:35 
    
 全行程   9時間22分(休憩含)  
 上り累積標高差   約1320m 
山    名  日本二百名山佐武流山(2191.5m) ワルサ峰(1870m)
天    候  曇りのち晴れ


佐武流山へは沢へ下る手前までの長い林道歩きがある。
自転車を利用しようと計画した。







時間の節約ができるだろうとルンルンの出発だったが途中でウッカリしてルート間違いをし、引き返す途中で自転車がパンク。
今まで何度もこんな砂利道を走っていたので何れパンクするかも、とは思っていたが、ここでパンクとはショックだ。

林道ゲート
林道の様子
モチベーションは落ちてしまった。
自転車を分岐へデポして檜俣川下降点へ歩く。

100m程沢へ下る。
ロープが渡された渡渉点は流れがあり間違いなく濡れてしまう。
5mほど上流に岩をヘツれば渡れそうなところがあり、何とか濡れずに済んだ。
 
檜俣川下降点
 

 
 
松が多い
  休憩ポイント
  
標高1550mまでは急登、それを超えると楽になった。

右手に尖った山が見える。山頂なのだろうか?

地図で確認するとその尖った山は猿面峰だった。


紅葉の道


キレットのようなところを越え、再び急登でワルサ峰へ。
ワルサ峰は痩せた尾根のピークで展望地。
生憎、雲が流れていて展望できる範囲は狭かった。


  山頂方向眺めてみるが、雲が掛かっていて判らない。
 

 アップダウンをして登り返す途中に赤沢源頭。
此処は苗場山への分岐点。

ガスが立ち込めて来て周りは暗くなってくる。
天気は下降気味なのだろうか、急ごう。

 

坊主平を越えて登り切ったら佐武流山山頂に到着。全く展望出来ず。
一気に雨が振り出すと沢を渡れなくなるので下山を急ぐ。


20分も下ると雲が取れてきて青空さえ見えてきた。振り返ると山頂が見えている。
ワルサ峰から下る頃には青空が広がっていて、色付いたブナや楓が眩しく輝く。
いつもは下りで落ちてしまうモチベーション。今日は下りで持ち直してきた。

     




沢へ下る急坂では、正面に月夜立岩の岩峰が目に飛び込み、その険しさに圧倒される。





結局のところ、今回は自転車は役には立たず、5.5kmの林道を歩いて往復したと同じ事になってしまい残念だったが、
出会った人は僅か一人だけの静かな山歩き。
深い秘境の山を味わえることができた。
山ヤにはそれも魅力の一つなのだ。



翌日、白砂山から望めた佐武流山


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