2015年06月20日  北海道増毛町・暑寒荘から日帰りピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  暑寒荘登山口5:15~坂上台6:00~4合目6:35~6合目7:12~7合目7:30~8合目扇風岩7:55~稜線分岐8:40~8:50暑寒別岳9:30
 ~8合目扇風岩10:16~7合目10:42~6合目10:52~坂上台11:48~暑寒荘登山口12:25
     計 7時間10分(休憩含)    上り累積標高差 約1250m  往復 約18.5km 
山    名  日本二百名山・暑寒別岳 (1491.6m)
天    候  曇りのち快晴


暑寒別岳は今回の遠征では唯一の日本二百名山で一等三角点のある山。
この山も豪雪地故に雪解けが遅くて残雪が美しい山だ。
登山コースは3ルートあり、当初は一番長い雨竜沼(新花の百名山)を通る南暑寒コース(往復約26Km)を歩きたいと思っていたが、現地情報では
『残雪が多く、まだルートが判り難く危険なので雨竜沼から先へ入るのを控える様に』とのことで
北側の増毛町から入る暑寒コース(往復約18.5Km)を辿る事にした。
もうひとつ同じく増毛町側の箸別ルートも有ったが何しろ登山口にある立派な無人小屋・暑寒荘を利用してみたかった。
町の人に聞くと、今や話題の田中陽希さんが先月末に『二百名山一筆書きのスタートにしたのがこのコースだった』と。




拡大OK


狩場山を終え風呂の後、日本海側を260km北上し、途中、日本海に沈む真っ赤な夕陽を見た。


日暮れ前に登山口にある暑寒荘に到着したが、一台の車もなく広い山荘は自分一人の貸切りだ。
此処の小屋は宿泊は無料、羽毛布団ありの至れり尽くせり。ユックリ睡眠が取れて元気が取り戻せた。





登山者名簿に記録し、登山道に入る。朝の空は曇っていた。
200m上がると標高はほぼ500m、水平道が続きダケカンバが多い林を歩く。
 
つつじヶ丘を過ぎてここは佐上台
ムラサキヤシオツツジが多い所らしいが今は咲いていない
 
  僅かに登り坂になり両側が笹薮になる。
そこにガサガサと音がした。
ヒグマだろうか?ドキドキしながら、止まって耳を澄ましてみた。
すると薮の中から人の声がした。一安心し胸をなでおろしたものの、何をしているのだろう。
薮からて出来た人に聞いてみると、タケノコ採りをしたとの事。


標高が750mを越えるとダケバヤシにナナカマド、カエデだけの道になる。
この辺りは秋の紅葉が良さそうな感じがした。


 短い雪渓も通過
 
6合目を過ぎてロープ場へ。
特に急坂でもないが、ゴロゴロした浮石ばかりで落石しやすい所
 

タカネザクラ
  1050mを越えるころからハイマツ帯になり、7合目は未だガスの中。
 
 8合目 扇風岩
  8合目を過ぎて登り坂に掛かる。振り返ると雲が切れてきた
 

あっという間に青空が広がり西尾根がスッキリ見えてきた。


平らに見えているが真っ直ぐ上に向かって登る雪渓

雪渓を二つ越して急坂を登り稜線へ。


尾根に上がると箸別ルートとの分岐
分岐からはお花畑が広がっている。


広い稜線の向こうに暑寒別岳の山頂


エゾノハクサンイチゲと山頂


西尾根の雪形と流れ行く雲


山頂到着です


朝曇っていた空はこんなに晴れてきた
真ん中手前のピークが南暑寒岳、その左奥には北海道の尾瀬と呼ばれる雨竜沼が拡がって見える。
雨竜沼は7月から8月が良いと聞いたので、今はまだ時期外れと云う事だろう。


箸別ルートへの尾根


南に見えたのは鋭鋒、群別岳1376m(左)と浜益岳1258m(右)、ここはまるで日本アルプスの様だ。
一番に目を惹いたのが群別岳だ。意欲を湧かせる山だが一般ルートは無いと聞いた。



山頂部の花
チングルマ
 
ハクサンチドリ
 
 
キバナシャクナゲ
  ミヤマアズマギク
 

 マシケゲンゲかも
  サンカヨウ
 
 ナナカマド



下山時にはスッキリと晴れ渡っている
もう一度西尾根を


8合目から山頂部を
 

下山路に多かった花 
 ウコンウツギ
  ゴゼンタチバナ
 

北海道では何処の山にも多いシラネアオイ


ザゼンソウ


マイズルソウ


3合目付近
朝ガスっていた登山路も太陽の下に緑輝く登山路に



登山口の暑寒荘へ下山すると地元の方達が集まっていて、明日に控えた山開きの準備をしていた。
そこそこ距離はあるが、急登が殆どなくて歩き易いコースで花が多く眺望ありの暑寒別岳は印象の良い山だった。

海岸の温泉(岩尾温泉)に入り、明日登る余市岳に移動した。



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