標高1700mから見るハイマツに覆われたチロロ岳山頂
 2016年07月07日  北海道日高町パンケヌーシ川林道の登山口からチロロ岳へ ピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  登山口駐車場6:15~935m滝地点7:09~1250m地点8:12-8:22~8:50乗越8:55~9:12雪渓1450m地点9:25
 ~稜線コル11:15~10:35チロロ岳11:15~稜線コル11:35~12:05雪渓1450m地点12:20~ルート間違いでロス13分
 ~12:45乗越12:55~1250m地点~935m滝地点14:16~登山口14:50
   計  8時間35分(途中休憩50分 山頂休憩40分 ルートロス13分を含む)   12.0km  上り累積標高差 約1220m
 
山    名  チロロ岳(1880.1m)
天    候  


千歳空港へ着きレンタカーを待つ




今回の遠征は南北に150kmもある日高山脈。まだ6峰しか登っていない私にはまだまだ未知の世界なのだ。
天候を睨みながらレンタカーで廻り、登ることにしている。
天気が悪く周囲が見えない登山はリスクが大きくなり、何しろ大きな楽しみでもある展望が出来ないとなると興味はなくなる。
だから基本的に好天にしか登らない。特に始めて登る山はそうである。さて、どうなることやら・・・・・・

日高山脈詳細図



昨夜、道の駅「樹海ロード日高」で車中泊し、朝R274号から林道に入る。

パンケヌーシ林道の、この時期は開いている冬季ゲートで入林届けを済ませる。
記入用紙を見ると、今日はまだ誰も入っていないようだ。






林道はもっと奥まで続いていたが、林道脇にチロロ岳登山者用の駐車スペースがあり、簡易トイレも設置されていた。

登山口 駐車場
 
取水場へ行くまでに咲いていたナデシコ
 

 草の生い茂る沢沿いの道
 
ペンキマークあるとほっとする
 

 初めから沢靴で歩いていたので濡れても平気


緑が美しい


判り難いルートなので時間も掛かる。
良く見ると高い滝は高巻きの踏み跡もあった。


曲り沢から急になる。
水量が少なくなった真ん中の沢を登り、標高1300mで水は涸れた。

 
沢の中を進むほうが安心かもしれない。
 

 
 
標高1400mを過ぎると尾根を乗り越す。
その向こうには雪渓が残った谷が見える。
方向的にはあの谷を詰めることになる。

一旦50mほど下り、沢を渡った。
緩斜面の雪渓では沢靴でもOKだったが直ぐに急斜面になる。
ここで沢靴を脱ぎ、靴下もデポしたまま干して置いた。

ザックに入れ忘れたのでアイゼンは無かったが登山靴に履き替えて
何とか登って行くも、厳しいところは無理やりヤブに入って繋いだ。


 

やがてはっきりしてきた笹の道を登り稜線のコルに出た


コルから北方向を展望  十勝連峰から東大雪が見えていた
大きい画像の山名入りはこちら
 


尖ったピークの左奥一段上がチロロ岳山頂


南南東方向の山
大きい画像の山名入りはこちら


五月蝿いハイマツ漕ぎでズボンが松脂だらけになった後、気持ちよい山頂に立つ。



山頂から南東方向の山
大きい画像の山名入りはこちら


帰路はゆっくり。花はコル付近に多かった花名について余り自信が有りません。
 イソツツジ
  イワブクロ
 

 白っぽいシラネアオイ
 
ハクサンイチゲ
 
 
キンバイ?
 
オオバミゾホオズキ
 

初日は結構厳しいバリエーション登山だったし、誰にも会わなかった
山から下り、温泉へ向かう途中、明日登る予定の十勝幌尻岳が見えた。奥に聳える大きな山。


下山後の温泉=芽室町にある国民宿舎・新嵐山荘
ここは安いです、日帰り温泉270円、6人用バンガローだって1棟1080円也 



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