桧塚(奥峰より)
 2017年10月27日  奈良県東吉野村大又・笹の神社から薊岳経由で桧塚奥峰 ピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  駐車地点6:45~笹の神社登山口6:50~8:18大鏡池8:26~9:12薊岳9:22~前山10:15~10:21三ツ塚10:26
 ~11:12桧塚奥峰と散策11:48~水場11:57~三ツ塚12:35~12:41前山12:49~休憩10分~13:45薊岳13:53
 ~大鏡池14:38~笹の神社登山口15:58~駐車地点16:05
    【 距離=23.7km  時間=9時間20分(休憩含む)  上りの累積標高=1520m  】  
山    名  薊岳(1406m)、桧塚奥峰(1420m)
天    候  晴れ


予定していた仲間とのテント泊だったが林道通行止め、翌日の天気予報の悪化のため中止した。
今日だけの天気は良さそうなのでルートを変えて薊岳へ登ってみよう。
行程は長くなるが時間が許せる範囲で桧塚奥峰まで足を延ばして、今だけしかない紅葉の中を歩いてみたい。

薊岳へは麦谷林道を利用して二階岳から木ノ実矢塚経由が速い。
そんなつもりで麦谷林道を進んだが、早朝だったので誰も居なかったが標高650m付近で工事。工事中の先は、道が完全に途切れていた。
その先に新しい道を作っている雰囲気だった。

気を取り直し、バス停前の笹の神社から登ることした。
駐車場所が無いので民家が途切れた先にあるフェンス横のスペースに停めさせてもらう。



拡大


500mほど戻ると笹の神社。ここが薊岳登山口。


植林の中の道を登ってゆく。
小さな切れ込んだ沢が荒れていて通行しにくい個所があったが、それ以外は歩きやすい登山道。
「山と高原地図」のCTは大鏡山まで上り1.5時間、下り1時間となっているが、実際は厳しいかも知れない。
大鏡山までの標高差770m。そこそこ健脚で無ければ無理だろう。私の場合、帰路の下りでは池から1時間20分かかった。
「山と高原地図」、大峰、台高は他の地域の地図に比べて、なぜか全体的に速いCTの設定になっているが・・・・。
それにしても此処の区間は、案内書としては考えられない設定だ。


水の無い大鏡池


植林から抜けて稜線ピーク、標高1300mで紅葉が現れたが・・・。
鮮やかな南斜面に比べて北斜面は色が付いていない。明らかに違いがある。


大雪で撤退したこともあるヤセ尾根や岩場が続く。


ちょっとした草地から見える薊岳はもう近い。


足場の悪い急登を終え薊岳山頂へ到着



良い展望です。南西方向


南方向


北西方面 生駒山の手前の奈良盆地は白い霧に包まれ、見えていた六甲の山並みは写真では殆ど見えていない。


薊岳を下り明神平方面へ進むと黄金に輝くブナが多くなる。





前山から明神平を見下ろし、三ツ塚へ向かう。


三ツ塚を越えたところで休憩してると明神平方面から夫婦連れが来られて話す。
初めての奥峰だということで少々不安そうだったので、案内がてらにそこからはご一緒することにした。

因みに大又林道は七滝八壺付近で車両通行止めとされていたが人の歩行は出来たそうで、沢の渡渉は水嵩があり何時もより危ない状態だったとの事

桧塚奥峰山頂


奥峰山頂から少し桧塚側へ散策。


桧塚奥峰は天気さえ良ければ、いつ来ても私にとっては癒しの場所。台高山脈ベスト3の1つだ。

動画

帰路 午後の陽射しを浴びる明神平


前山へ



前山と薊岳の間には二重山稜がある


木ノ実矢塚 西の空は雲が多くなってきた


薊岳を振り返る


雨の多いこの秋。何とか台高の紅葉の時期に歩けて満足だ。
やはた温泉の男子風呂、今週は当りが悪く、桧風呂では無かった。



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