前山からの明神平
 2018年02月08~09日  奈良県東吉野村大又林道から明神岳北面(テント泊)
 メ ン バ ー  単独
行    程  2月8日=大又林道駐車場10:25~登山口10:42~明神滝11:46~12:55あしび山荘前13:15~明神岳北13:50(幕営)
      【 距離=5.3km  時間=3時間25分 (休憩他含む)  累積標高 約720m
        --------------------------------------------------------------------
 2月9日=幕営地6:45~明神岳ピストン~7:10幕営地8:00~前山~8:45あしび山荘前8:55~駐車場10:40
      【 距離=5.8km  時間=3時間55分 (休憩他含む)           
  
山    名  明神岳(1432m)
天    候  2/8=  2/9=快晴


当初の予報より大寒波の居座りが長く、明神平のテント泊も1日ズラした事で気象条件もバッチリ整った。
高気圧のど真ん中に入る、風も無く星空、青空を期待して東吉野村へ。
今日は登るだけなので遅い出発だ。

【 1日目 2月8日 】



集落までは雪の無い道路、これは意外だったが、林道に入ると矢張り雪道になった。
駐車場には既に5台の車。皆さんもう登って行かれた様だ。
登山口まではアイゼンか、無しでも良さそうだっが、スノーシューを担ぐのも重くなるのでスタートからスノーシュー装着した。
沢の渡りもハシゴも無理矢理スノーシューで登る。唯、急ぐ事もないし出来るだけ汗もかきたくないのでユックリペースだ。
明神滝は殆ど凍り付いていて水の流れが聞こえない。淡いブルーの神秘的な氷瀑の姿はスマホのカメラには納めにくいのが残念だ。


スタート



寒い時期は手が悴んで書き難いので自宅で作成した登山届を投函するだけにしている

 
何人かの先行トレースに楽をさせてもらった



凍結した明神滝だけどスマホのカメラでは判りにくい


  青空が広がる

 
 
見上げているだけで気分よし


あしび山荘の軒下には食事中のソロの方が3名皆さんは日帰りでもう下るだけのようです。


1人の方に御願いし、ワンショット


さて時間も早いので桧塚奥峰まで行きたいが・・・・
兎に角進んでみよう。
正面に前山



明神岳の北側を奥峰に向かってショートカットのルートへ入ると全くトレースは無くなった。
おまけに雪はドンドン深くなる。ここであっさりと諦めた。この辺りは幕営には絶好のポジションだ。

乾燥した雪なので踏んでも踏んでも中々固まらない。スコップで底まで掘ってみた、ここの積雪は約80cmほどだった。

日暮れまでは長いので昼寝タイムとした。

大き目の湯たんぽで暖をとり17時には本格的な眠りに入ったようだ。
23時ごろに目が覚めて空を見る。風も無く星が輝いていた。
朝3時、寒さに目が覚めた。外気温はマイナス12度だった。冷めた湯たんぽの湯を沸かして入れ直した。






【 2日目 2月9日 】

5時に目覚めた。だらだらしながら食事の仕度。

食後、奥峰まで行く積りで歩き始めたが、やはり足が重いのだ。そうしている内にオレンジの明かりが射してくる。
奥峰はあっさり諦めて、その先の明神岳で日の出を見ることにした。
明神岳に着いたときには既に陽は登っていた。

     

南方面の山が染まって見える。遥か遠くに日出ヶ岳。近いところでは白鬚岳、大峰の山で見えていたのは大普賢岳。


明神岳から戻り、一休みしてテントの撤収


気持ちのよい朝だ、山で迎える朝は最高だ、これだから止められない、もう青空が広がっている。
  

もう下るだけなので気侭に歩いてみよう。
 大峰の山も少し見えてきた(三ツ塚付近から)


前山へ向かう

薊岳もここから見ると鋭い


水無山から国見山(左奥)


一片の雲もない見事な青空だ


雪原がスクリーンになっている


あしび山荘まで戻った。


東屋と前山


いつもこんな素晴らしい光景が見れるわけでは無い、シッカリ目に焼き付けて下山へ。
下る途中で再び目に入った薊岳



久しぶりに完璧な天気の雪山を堪能できた。
残念だったのは、財布を持たずに出てきてしまったので楽しみの温泉にも入れずだった。


TOPへ  山へ残した足跡(日付別)  山へ残した足跡(山域別)   大峰へ残した足跡  台高へ残した足跡 
 日本300高山                   日本100名山
  日本200名山  日本300名山