翌日 八絋嶺側から微かに見えた十枚山
 2019年08月1日  静岡県葵区・梅が島関ノ沢の登山口から十枚山へピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  関ノ沢奥のパーキング7:30~中の段登山口8:05~8:27十枚峠への分岐8:34~10:35十枚山11:15
 ~十枚峠への分岐12:25~~中の段登山口12:38~パーキング13:05
     計 10.1km 5時間35分(休憩 約50分含)   全行程の上り累積標高差
 
約1130m
山    名  十枚山山梨百名山 1726m)
天    候  晴


梅雨が明けて猛暑の夏がやって来た。暑いから山は止めて・・・なんて今まで思ったことはなかった。
今年は何かが違う、暑さのせいなのかは分からないが気持ちが前に出ない。去年も同じように暑かった、もっと暑かったかもしれない。
体調や体力に陰りが出ているのかもしれないが、それに負けたくはない。
とりあえず安倍奥プチ縦走に出掛けてみよう。





長々と下道を走るのが常だったけど、深夜割引を利用して高速に乗った。
SAで寝て早朝に高速を降りた。安倍奥の安倍峠に自転車をデポした。
十枚山から安倍峠への縦走スタートとなる関の沢の奥のスペースに駐車した。

くねくねした舗装路を歩いて高度を上げる。道脇には茶畑があり、民家が転々とあるものの廃居となった家も多い。
中ノ段までは車で行けるようだったけど駐車スペースがないとの情報だったので歩いた。
舗装路が終わり砂利道に変わる。やがて左に登山口。



昨日の夕立で足元は少し濡れている樹林帯を歩く


十枚峠への分岐へ。
ここで休んでいるとき、右の二の腕に何かを感じた。左手で触ってみると虫が動いている。
あっ、これはヤマヒル。尺取虫のように動いていた。まだ皮膚に食いついてはいなかったので指先パッチンで払った。



分岐からも高度を上げるが、道はジグザグなので辛さは無いが風もなく暑さが厳しい。
右上の斜面は崖状の岩場が多くなり、足場のあるルンゼから急勾配をつづら折れに登る。標高が1500mを超えると緩斜面となりホッとするが
道は真っ直ぐに進むようになり足元が滑りやすい為かロープが増えた。

兎に角暑い、汗はシャツからパンツまで流れ落ちて水浴びしたみたいになっている。
折角自転車をデポしてきたけど厳しい暑さで体力は持ち堪えそうにない、縦走は諦める事にしよう。

樹林から抜けて十枚山山頂に飛び出した。
ここは開けていて気持ち良い。下十枚山が雲の中に見え隠れしている。
生憎他の山はガスで展望できないのが残念だ。縦走を諦めたのでシートを敷き暫くは気持ちよく寝ていた。

 山頂
  下十枚山
 

下山中の時だった右足の脛に違和感。
ズボンを擧げてみると、なんとまたヤマヒルだ。もう一匹は靴下の網目から直接皮膚に噛み付いていた。
なんとか処理する。大して噛んでもいないので大丈夫だろうと安心していた。
がその後、風呂に入るとき靴下が血だらけになっていた。まだ学習ができていないな。

下山後の温泉=梅が島 黄金の湯

このあと自転車をデポしていた安倍峠で静かな車中泊とした。



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