2020年01月25日  奈良県天川村北角・熊渡橋からカナビキ尾根~狼平~弥山・八経ヶ岳~弥山辻~カナビキ尾根で戻る
 メ ン バ ー  単独
行    程  熊渡橋6:35~登山口7:06~休憩5分~8:30川合古道カナビキ分岐8:35~高崎横手9:25~9:43狼平9:58~弥山小屋11:05
 ~11:37八経ヶ岳12:06~弥山辻~13:10高崎横手13:15~カナビキ分岐ショートカット~休憩5分~登山口15:03~
熊渡橋15:30

 計 21.3km   8時間55分(休憩 約65分含)   全行程の上り累積標高差  約1400m
山    名  弥山(1895m) 八経ヶ岳(日本百名山 1915m)
天    候  曇り


年明けから好天は少なく、二日と続かない日が多い。例年通り避難小屋泊での雪の大峰山行は無理そうだ。
日帰りなら稲村ヶ岳にしようかと思っていたが、これだけ雪が無いとなると八経ヶ岳でも日帰りが出来るかもしれない。
リミットを決めて行くことに決めた。ならば早朝出発だ。

大して早くは無かったが4時40分に家を出た。
熊渡に着き、準備をして出発できたのは、明るく成りかけた6時半過ぎだった。すでに4台の車が停まっていた。
登山ポストに届けを出して、一応ヘッデンを付けて出発したが直ぐに明るく成ってきた。







登山口のあるカナビキ橋まで30分の林道歩きだった。
多い年はここでも30cmはあるのに今年はまったく雪がない。
  出発して約2時間でカナビキ尾根を登り古道の分岐に着いた。
ここにも雪は殆どない。まるで春山のようだ。
頂仙岳の巻道。回りこんだ南向きの斜面などは夏道状態。
  高崎横手で少し雪道らしくなった
 

狼平への下り
 
 
狼平の避難小屋が見えてきた。橋の上の雪は融けている。
 
  
静かな避難小屋。



小屋の周りには少しだけ雪がある。中には誰もいない。一休みして軽く食事をとり、アイゼンを履いた。


アイゼンを履いたもののこの先の階段は板が出たままだ。



1700m付近

大国岩手前で、金剛葛城の山並みが雲海に浮かんでいるのが見えた。肉眼では六甲山も薄く見えていた。
こんな美しい姿の金剛山を見たのは初めてかもしれない。
左手前の鋭鋒は頂仙岳。登ってきた尾根が右下に続いている。



大国岩を左から巻き弥山が近付くと、八経の姿が現れた。
 


なんと弥山小屋の周りには地肌が見えている。
 
 
2006年1月21日の様子↓
鳥居がこんなに埋まっていたが、あれ以来、年々積雪量は減っている。

弥山避難小屋の引き戸はこの状態で固まっていた
ザックを降して横向きでなければ入られない。内側の扉は開閉可能だった。
   オオヤマレンゲの保護柵の扉も、積雪が少ないので開閉可能状態。
  晴れ予報もここでは曇り。でも風が無いので大して寒さは感じない。
いつもの山頂看板ははずれたのだろうか、錫杖に立て掛けてあった。


     右回りに明星ヶ岳方面へ下り、高崎横手へ戻り順調に下った。

昨年の1月24日も雪は少なかったが、今年は異常に少なかった。あの銀世界は何処へ行ったのか、寂しい。
確実に温暖化は進んでいる。

先日に続き天の川温泉で汗を流した。


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