2021年02月19日~20日  奈良県東吉野村大又登山口から明神平 テント泊
 メ ン バ ー  初日=単独  二日目=3人(sinoさん、Gongonさん合流)
行    程  19日=大又登山口12:35~明神平15:10~明神岩付近15:35  (テント泊)
 20日=明神岳、前山散策後 大又へ下山13:05     
山    名  明神岳1432m)
天    候  2/19午後=快晴  2/20午前=快晴


【2021年2月19日】

不完全燃焼と成るかもしれない今シーズンの冬だったが、明神平にチャンスが到来。
降雪後の好天が期待できそうな気配の天気予報。高気圧のど真ん中とは言えないものの間違いなさそうだ。

冷えた朝は曇り予報、特に凍結した林道は2WDのDOPPO号には厳しそうでもあったので昼頃に登山口とした。
それでも凍結箇所が残っていて車輪を滑らしながらの到着だった。終点まで運転できず途中に停めた車も数台あった。



自分には久しぶりとなる重いザックだけど、時間はタップリ、テント泊なので急ぐ事はない。

沢を渡るとき垂れ下がったお助けロープがザックに着けたスノーシューに絡まって面倒だったが
落ち着いて歩けば問題なかった。

朝から登った人たちはドンドン下って来てすれ違う。今、青空が広がってきたところで下山するのは勿体ないですよ!

ツヅラ折れの道
 
杉の回廊を過ぎればもう直ぐ水場。
とは言え雪の時期は水を汲む必要もなく。

あしび山荘手前。この山域には珍しい数本の唐松。
何時もは谷から吹き上げる強烈な北西風の通り道だが今日は穏やかだ。

  こんな青空、樹氷が落ちてしまわないか心配だ。
此処で本日の最後の日帰り登山者を見送った。

他に誰も居なくなった明神平、何処にでもテントは張れる。
 

夕陽や朝陽を見るにはもう少し上に行ってみよう。
眩しい樹氷。



少し傾きかけた陽射し


風向きは西寄りで弱くなっている。
4年前にも幕営した明神岩の傍にした。その時に比べれば今年の雪は少ない。

夕陽を見る前山までは近いのでここは丁度良い場所だ。



前山に沈み掛けた夕陽とポツンと我がテント


前山へ向かうと雪原がオレンジに

 

明神岳もオレンジ


水無山から国見山もオレンジに


毎日昇ってくる太陽も、何故か沈んでゆくのが惜しくなる。とうとう薊岳の左にオレンジの空を残して消えていった。


陽が沈み穏やかだった風は強くなり、冷えた夜になった。夜中に三回も湯たんぽを温めなおした。



【2021年2月20日】

寒いけれど気持ち良く晴れた朝
昨夜の強風で残っていた樹氷は見渡す限り全部落ちていた。


 朝の散歩は明神岳と前山へ

前山

 
昨日の足跡
 

前山へ
 
水無山方面

 

奥に微かな大台ヶ原


白髭岳の右奥には、微かに見える大普賢岳から山上ヶ岳への山並み


これぞ雪山の造形美!!!


今日は週末の土曜日、早くも8時半ごろからあしび山荘付近に人影が見えてきた。
  Sさん、Gさんもテント前までやってきて賑やかに。

お二人さんが散策している間にテント撤収。
   

あまりにノロ歩きの私だったので待たせる事しばしばで迷惑を掛けたようだが無事に下山。
週末の好天に林道は縦列駐車で溢れていた。

温泉では十分な膝アイシングの後、ゆっくり浸かった為か一晩寝たらすっかり快調に。
自粛ばかりだった生活の中、この二日間で超スッキリだ。




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