御坪側から見た男岳(左)と女岳(右)
2021年10月14日  岩手県雫石町国見温泉から横長根を時計回りで男岳を周回
 メ ン バ ー  単独
行    程   国見温泉登山口5:40~6:34横長根分岐6:47~7:31御坪分岐7:38~8:30水沢分岐8:40~9:20男岳9:52~
 ~横岳10:30~11:40横長根分岐11:50~国見温泉登山口12:40
     計 13.5km   7時間00分(休憩 約72分含)   全行程の上り累積標高
 
約1000m
山    名  秋田駒ヶ岳(男岳1623m、横岳1582.5m)
天    候  快晴







岩手県側の雫石の道の駅で車中泊して早朝に国見温泉の登山者駐車場へ。
ここは秋田駒ヶ岳の南の登山口。もう明るくなっていたがまだ日の出前。





登山届けを投函して階段を登る。直ぐに陽が射してきてモルゲンロートが素晴らしい
嘘の様な赤みのオレンジに光っている。これだけで今日一日に満足できる位。


背丈の低いブナ帯になり葉の色もちょうど良い感じだ。もうすぐ横長根に着く手前の階段で振り返ると雲海がみえた。


ブナの道
 
まだモルゲンが残っている


  
 
振り返ると雲海
 
横長根に合流
 

横長根で小休憩、谷を隔てて女岳が見えている。
目指す男岳は隠れて未だ見えない。


横長根は女岳、小岳の火口丘を取り巻く尾根で西側の御坪まで緩やかに標高を下げている。
気持ち良く歩ける灌木に囲まれた道は良いが200mも下がるのは勿体無い。

途中から険しそうな男岳が見えてくる。



時計の8時から12時に掛けての右回りに方向が変わり、暫くは見晴らしの良い笹の尾根。
田沢湖スキー場からの登山道の分岐で一休みだ。



右に田沢湖 左奥には鳥海山の姿


ここから男岳は柔和な感じの女岳とは正反対で見上げると凄まじい迫力だ。
良く見ると女岳から流れた溶岩流が途中で冷えて固まった様子がうかがえた。





五百羅漢と言うボコボコした岩の横を通り急坂の岩場を登れは大展望が待っていた。
男岳山頂


高度では男女岳が14m高いが秋田駒ヶ岳の本峰はこの山頂の男岳との事。確かに見栄えが違う。
男女岳には2度登っているので今回はパスだ。その分ゆっくり展望を楽しむ。
この山を良く知っている盛岡から来られた方との話が弾んだ。
見え難い山もあるが東北の名山が並んでいた。岩木山、八甲田山、森吉山、八幡平、岩手山、早池峰山、和賀岳、焼石岳、鳥海山。
流石に東北の一の鳥海山は何処からでも良く見える。
下に見える女岳と横岳に挟まれたの谷はムーミン谷と呼ばれていて花の時期が特に良いらしいが、今日は見下ろすだけとした。




ムーミン谷の遊歩道が見える 右は小岳 向こうの右へ下がる尾根がこの後下る周回ルート


男女岳  左奥に八幡平 山頂が雲に隠れた岩手山


横岳経由での周回は何処からも展望が良い。
大焼砂は富士山の砂走りに似た様な感じだった。そこで若い気象庁の観測班が3人、火山活動の観測データを集めていた。
砂は膝に優しくてちょうど良かった。灌木帯に成っても緩やかな斜面はズッと展望良し。
天気が良かったからだろう、平日にも関わらず今日の登山者は多い、朝1台だった登山口の駐車場はいっぱいに成っていた。


横岳側から男岳をの望む

  
 砂の尾根道 大焼砂を下る
  気象庁の若者
 

大焼砂から見上げる男岳と右の横岳 左端が女岳

   
 この時間になると真上に太陽
  名残惜しくブナ林を下る
 

登山者用駐車場

 
下山したら取り敢えずは登山口の 国見温泉 森山荘で汗を流して帰阪へ



帰阪途中、夕陽に染まる鳥海山の姿を見ることができた

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