小白髭からちょこっとだけ見えた白髭岳
2022年02月12日  奈良県川上村神之谷・東谷登山口から小白髭までピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  東谷登山口スタート6:25~8:10尾根分岐8:20~9:20小白髭9:45~10:45尾根分岐10:50~11:35休憩地11:50~
 ~東谷登山口ゴール12:25
     計 7.1km   6時間00分(山頂休憩ほか 約55分含)   全行程の上り累積標高差
 
約800m
山    名  小白髭(1282m)
天    候  晴れ


冬の白髭岳の最初は21年前だった。小白髭からは神々しくも気高く見えていた白髭岳。
http://doppo7.sakura.ne.jp/asiato2/300/278/no278.htm
冬は3年前の正月に登って以来となるが今年はどうだろうか。



何時もの様に東谷への林道へ。冬なのに雪のないこの林道は初めてかもしれない。
登山届のポストが出来ているのは知らなかったが、予め県警地域課あてにメールで届けているので此処では不要だ。
今日は所用が有るので帰宅時刻のリミットが15時半としているが白髭岳まで行けるだろうか。
雪の状態のもよるが一応チェーンアイゼン、前爪アイゼン、ワカン、ピッケル、ロープなどを装備している。

未だ薄暗い中を出発。


暫くは林道を歩き、沢を何度か渡り返している内に涸れ沢になる。
岩壁の水場は折れたツララが散らばっていた。



崩れたトラバースは足場が不安定だった。
小さい木の根からロープが付けてあったが取れそうで怖い感じだ。



800mを超えるころ雪道となり急坂を登り切り1100mの分岐に着いた。
足跡は往復1人分、昨日のものがあった。
此処まではノーアイゼンで来ることができた。休憩がてら此処で前爪アイゼンを着けた。



小白髭への 急坂1
頼りないロープだけど気を付けながら登る。木の根っこもあるので比較的安全だった。
昨日の踏み跡は此処で無くなった。撤退されたのだろう。



急坂2 は結構雪に埋もれていた。
ロープも凍った雪に埋もれていたし、木の根っこも無い、手掛かりが無いのでピッケルの出番となる。

下山時が不安だけどその為に一応ロープも持参している。
取り敢えず安全圏に出たけど雪は一気に深くなると岩壁をトラバースだ。柔らかい雪でピッケルは用を足さない。足元が不安定で時間が掛かる。



小白髭は近いがズボズボで足が上がらい。ワカンを持ってきたけど、あと少しだと履き替えるのも面倒だった。
面倒がればロクな事はない、結局ずいぶん時間が掛かり小白髭へ。




もっと雪が締まっていれば白髭岳まで行ける筈だがこの条件では到底帰宅時刻には間に合わない。
あっさりと諦めて展望を楽しむ事にした。


ところであの神々しい白髭岳の姿は見え難いが・・・・・
21年前にスッキリ見えたあの姿はどこだ~。雑木が伸びてしまってチラしか見えなくなっていたのだ。



薊岳方面


小白髭山頂付近で


春になれば又来よう



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