No,1495 白馬三山と不帰ノ嶮(北ア・北部)


丸山から振り返る白馬岳
2023年08月27~29日  栂池から白馬三山経由で不帰ノ嶮、唐松岳から八方尾根へ下山(一泊二日小屋泊)
 メ ン バ ー  単独
行    程  8/27 栂池山荘前登山口8:30~(休憩5分)~9:35天狗原9:45~(休憩10分)~10:53白馬乗鞍岳11:03~
     ~白馬大池山荘11:40
        3時間20分 (休憩 計35分含む)   4.5km  上り累積標高差 約560m
------------------------------------------------------------------------------------------------
 8/28 白馬大池山荘4:30~5:12船越ノ頭5:27~(休憩15分)~小蓮華山6:30~三国境7:13~(休憩5分)~
     ~7:55白馬岳8:25~8:38白馬山荘9:35~丸山9:53~(休憩5分)~11:03杓子岳11:15~(休憩5分)~
     ~12:18鑓ヶ岳12:30~12::53鑓温泉分岐13:06~天狗山荘13:30
        9時間00分 (白馬山荘ほか 計 2時間50分の休憩を含む)     12.2km   上り累積標高差 約1200m
-------------------------------------------------------------------------------------------------
 8/29 天狗山荘4:35~天狗の頭5:04~(休憩8分)~天狗の大下り~6:35コル6:43~不帰1峰~(休憩10分)~
     ~8:25不帰2峰北峰8:35~8:50不帰2峰南峰9:00~不帰3峰~不帰4峰~9:42唐松岳9:55~
     ~10:13唐松山荘10:41~12:21八方池12:29~八方リフト乗り場13:10
        8時間40分 (休憩 計1時間40分を含む)        11.1km   上り累積標高差 約650m
---------------------------------------------------------------------------------------------------
  合計  21時間 (休憩 計5時間05分を含む)   27.8km  上り累積標高差 約2410m
山    名  白馬乗鞍岳(2677m) 小蓮華山(2616m) 白馬岳(ながかべやま2565.1m) 杓子岳(2677m)
 
鑓ヶ岳(2677m) 唐松岳(2677m) 
天    候  7/27=晴時々曇り 午後一時雨    7/28=晴れ    7/29=晴れのち曇り


今年の日本アルプスは盆明けから夏山らしくなったものの、午後からの雨や、特に雷が多い。
雷雨のテントは最悪なので小屋を予約して午後はあまり動かない予定を組んだ。

現に前日の8/26日は夕方、白馬村の車中泊スポットである「サンサンサンパーク」に着いたとたんに酷い雷雨になった。
微かに傾斜が有る駐車場も水の流れが出来てトイレにも出られない状態だった。

しかし3日間の午後の予報予想に反して、全く雨具を使わない嬉しい山歩きが出来る最高のコンディションとなった。





【 2023年8月27日 栂池山荘前登山口から白馬大池 】




前夜の雷雨は治まり朝は雲間に青空も出ていた。
八方尾根バスセンター前の無料駐車場を使いバスで栂池高原へ。
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園の駅へ。

少し車道を歩いて登山口となる栂池山荘

  登山道に入るともう秋らしい花が見えてきた。ゴマナ

  オニシオガマ

  ゴゼンタチバナの赤い実


一時間ばかり歩き天狗原へ。湿原は赤花イワショウブの盛り
 
ここにはひと息つける絶好のベンチあり
向こうは白馬乗鞍岳

 
まだ雲が多くて遠くの山までは見えない

 
 
乗鞍岳までは大きな岩がゴロゴロして歩き難かったけど背丈が低いハイマツの山頂付近を過ぎれば
もう大池が見えてくる。


 時間もたっぷりある。写すのが忙しい  オトギリソウ

  ダイニチアザミ

 

こんなに大きかったっけ 池。  白い花はオオハナウド?


小屋が近づくと花が終わったチングルマの群生


昼前に到着した小屋で手続きを済ませて早速ビールを注文。
外のベンチで飲もうと思ったらポツポツと雨模様となってしまい、従業員さんを相手にと団らん室で飲む。
そして持て余す時間は午後の昼寝とした。
(電波は繋がらない)

昼寝から起きると青空が見えてきて17時ごろにはこんな青空に。







【 2023年8月28日 白馬大池から白馬三山を経て天狗山荘 】

まだ暗い4時半ヘッデンで出発。





日の出前の大池を見下ろす


船越の頭で     先着していた二人連れの方がカメラを構えて日の出を待っていた。
陽が上がるまで朝食の時間としたが、雲が邪魔して中々陽は昇りそうもないので先へ進もう。


小蓮華山と左奥に白馬岳も


北東方向にはピンクの雲の手前に雪倉岳、朝日岳がハッキリしてきた。ドキドキするほど美しい。


 
ガスの中、小蓮華山到着


  この辺からトウヤクリンドウをよく見るようになる
(この後、縦走中はずっと見ることになる、丁度盛りのようだった)


小蓮華を下り切る頃にはガスが切れ、真正面に白馬岳がみえた。左に重なる杓子と鑓、もっと左奥には五竜、鹿島槍も肉眼では姿が確認できた。
白馬の右後ろには旭岳がチラッと見えている。


天に突き上げる白馬の山頂はもう直ぐ


白馬岳山頂に、ほかに誰もいなかった

  
じっくり山頂で展望を楽しんだ後、白馬山荘へ。
昼食には早いが何かお腹に入れておきたい。が売店以外は開店前の清掃中。

取り敢えず売店でビール、そしてカップヌードルで凌いだ。
30分100円でスマホなど充電もした。
もう来ることは無いだろう山頂で30分、山荘で1時間とのんびり寛げる時間だった(電波はバッチリつながる)

因みに気温が高い今夏の大雪渓登山道は不安定で危険な状態となり、本日より通行止めとなっているので登山者の姿は超少ない。

重くなった腰を上げて再出発。頂上小屋の横を通り、テント場を覗き込むとそこには寂しく1張だけポツンと。
何度も振り返る白馬岳には感嘆のため息ばかり、見納めに綺麗な姿の写真を撮っておこう


ミヤマコウゾリナ



丸山を超えれば杓子岳、右手雲の中に白馬鑓ヶ岳。ここは気持ち良い稜線歩き。


ガスが取り巻いていたけど杓子岳に立ち寄る。短い距離でもザレた急斜面はきつい。

杓子岳を下りきったあと白馬鑓ヶ岳への200mの登りは疲れが溜まった身体には厳しかったけどゴールは近い。
休憩タイムも多くなった。鑓温泉分岐でもたっぷりエネルギー補給タイムをとった。
小屋はもうそこに見えていたので気分は持ち直す。


  
白馬鑓ヶ岳山頂

  13時30分、小屋に着くと早速ビールだ。自販機で350mmが900円
外のテーブルで美味しそうに生ビールを飲んでいたソロ女性Sさんに聞くと
1100円だとか、生の方が割安感が有るような気がするが・・・


 

外のテーブルでSさんともう一人ソロ男性も加わり暇つぶしに1時間も楽しい山談義。
その向こうにはガスが取れた白馬鑓の立派な姿が現れた。運よく午後の雷雨は無かった。



日没のオレンジの雲の中、左端に劔岳の姿を捉える。(天狗山荘裏の稜線から)


天狗山荘ではAU回線繋がりにくかった(周辺のポイントと気象条件次第か)



【 2023年8月29日 天狗山荘から不帰ノ嶮、唐松岳を経て八方尾根 】

朝は今日も4時半出発。同時に出発の同宿4人で俄パーティの結成となった。
昨日、鑓の下りで立ち話した兵庫県からの男性2人組NさんとAさん、静岡県のソロ女性Sさんと自分だ。






朝から上々の天気。少し明るく成ってきた。


 
 天狗ノ頭

  オレンジに染まる天狗の尾根から南を望めば五竜や鹿島槍
天狗の大下りまでは気持ち良い稜線歩きだ


 
  
ようやく雲海の中に太陽


大下りの始まり

 
 

下った後は不帰1峰へ登り返す


そこに待ってくれていたように現れた雷鳥さん

 
 
核心部が目の前に見えてきたが、さて何処をどう登るのだろう?


気合を入れて挑みます



  
 先ずはクサリが現れて
  テンション上がり嬉しそうなSさん
 

ここはハシゴ  後ろからNさんがカメラを構えます

 
 かなりの高度感


 

私も上から


しんどかったけど皆さん急がず楽しんで登りました


その先の2峰南峰へ向かいます。真ん中向こうに唐松岳。もう近そうに見えるがまだ南峰、3峰、4峰を越えなければ。

 

2峰南峰で
 
唐松岳
 
 記念撮影


唐松岳山頂より唐松岳頂上山荘を見下ろしてみた。結構大きな小屋です(収容人数350人なんだそうです)


唐松山荘ではビールで一息入れて膝に辛い八方尾根を下る。
そんなことも忘れさせてくれるお花畑   ここは一面のチングルマ



矢張りこの人気尾根は登山者が多い、どんどん登って来る
夏の花は殆ど終わっていたけど秋の花が癒してくれた。
  

 カライトソウ
 
ノハラアザミ
 
 
ハッポウワレモコウ
 
ウメバチソウ
 

このほかミヤマダイモンジソウ、タカネマツムシソウ、ハクサンシャジンなどが見られた
リフトを2本とゴンドラを繋いでの下山は楽ちんだった


下山後も4人揃って温泉(八方の湯 )へ、そしてNさんから美味しい蕎麦をご馳走になり、この上ない楽しい山を堪能できた。
Nさんを始め、昼間は断アルで写真好きのAさん、明るく楽しい雰囲気をくれたSさん有難うございました。感謝ですm(__)m


  

 TOPへ  山へ残した足跡(日付別)  山へ残した足跡(山域別)   大峰へ残した足跡  台高へ残した足跡 
日本300高山                  日本100名山
  日本200名山  日本300名山