今年の北海道の山旅の大きな目標が大雪山の絶景ゼブラを見ることだった。
大雪高原温泉から沼巡りをしながら三笠新道経由で大雪縦走路の高根が原へ登り、白雲岳避難小屋へ、
翌日白雲岳から絶景ゼブラを見た後、緑岳経由で大雪高原温泉へ戻る計画をしたのが半年前だった。
その後春、出会ったミントさん達の黒岳からゼブラを見にゆく計画を聞き、一緒に三笠新道からのコースを車2台で縦走を提案。
そしてしてこの日を迎えた。
高原温泉に入るには冬季閉鎖の林道が解放されるのが6/10日、三笠新道は冬眠から目覚めたクマさんが餌を求めて
沼辺りまで彷徨き始める7月初旬までが一応安全な僅かな期間となるが、その年によりけりなのだ。
6/21日には高原温泉のヒグマ情報センターが開設される。天気予報では6/23〜26日まで好天とか。
ところが既に今年はクマさんが三笠新道から温泉沼の登山道に出てきて彷徨いているので3日間は通行止めとの嬉しくない情報が出た。
好天の予定日と重なってしまったのだ。仕方なく緑岳経由で白雲岳へ行くコースに変更した。
2日目は北海岳から黒岳への近道も沢が増水して厳しいとの情報を白雲岳避難小屋に着いて耳にした。
またまた変更だ、大きく御鉢回りで黒岳へと変更をせざるを得なかった。
積雪量が多かった今年だったけど、高温が続き雪渓の様子も変化が激しかった様で、中々目論見通りには行かなかった。
でも大目標だったゼブラの絶景を見る事が出来て大満足、雪解けとともに夏の花もいっぱい見れたし、一応めでたしだ。







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