今年の夏は暑すぎる、涼しいところでテント張って軽い山にでも行きたいと思っていた。
高所のテント場までは荷物の担ぎ上げに不安があるこの頃だ
考えてみた候補は幾つか有る、そこでロープウェイ利用で西穂高山荘のテント場にしようと思った。西穂高まで登らなくても独標でもよい。
でもここは到着順での受付、しかも午後一時からとなっている。それに午後は雨が降る予報だ。雨の時間にテント設営はどうもな~
ということで他を考えてみた。そうだ北沢峠から歩いてすぐの長衛山荘のテント場がよいかも。
ここなら広くてスペースが無くなることはないし、今どき一日千円とは有難いぞ。
【2025.07.25】
早速移動して朝のバスを待つ。戸台のバス停は立派な登山基地となって綺麗に整備されていた。
呼び名も戸台パークとして生まれ変わっている。
久しぶりの北沢峠へバスに揺られる。バスから見える鋸岳のギザギザ尾根の存在感に圧倒される。
再びあれを縦走してみたいが今はもうそんな体力はないし、眺めるだけで楽しい。岩壁の真下の岩屋にもテン泊した。
バスに揺られながらの懐かしく思い出に浸る。


バスを降り、林道を奥に下るとすぐに分かれ道。左の仙水峠への道標にそってゆけば右下の沢沿いにテント場が見えた。
まだ40は余裕で張れそうだ。直射日光を避けて木陰に張った。
午後は暇だ、ここでのんびりしよう。

【2025.07.26】 栗沢山へ
登るコースは二つ、仙水峠経由で登り時計回りに周回するつもりでいたが分岐が現れると勝手に反時計回りのコースへ足が向いた。
まあ、どっちでもいいか・・・・で進んでしまった。
こっちで良かったのかもしれない、静かで森林の中の道は陽が当たらず涼しい。
急がずマイペースで登れば、それほどしんどくもなく岩場の山頂へ到着した。
途中からも甲斐駒が見えていたけどここは360度見渡せる。
晴れていて直射日光は避けられないが涼しい風で気持ち良い時間帯だった。
仙水峠から二人のトレランも到着。なんと寝ることもなく黒戸尾根から甲斐駒を経由してここへ。このままオベリスクへ、そして青木鉱泉へ下るのだと言っていた。
二人を見送った後、私が来た道をパラパラと登ってくる。8人くらいは到着してほとんどはアサヨ峰を目指していった。
何度見てもカッコよい甲斐駒 右奥に八ヶ岳
小
微かに見えた穂高連峰

気持ち良いし展望も飽きない。コーヒータイムもたっぷり取りすぎて1時間半近く居たようだ。
仙水峠を見下ろせば下るには急そうだった。以前登ったことはあるけど殆ど登山道の様子は思い出せなかったので来た道をくだった。
北岳をバックに

甲斐駒をバックに

コーヒータイム

最近は無理のない、これ位の標高差の山で満足ですね
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