将棊頭山
 2012年07月05日  長野県.伊那市・桂小場から日帰り  ピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  桂木場登山口4:50~馬返し6:15~6大樽小屋6:45~胸突きの頭8:12~行者岩分岐8:20~行者岩~茶臼山8:52
 ~行者岩分岐~10:00将棊頭山10:15 ~胸突きの頭10:43~大樽小屋11:28~馬返し11:50~桂木場登山口12:50
山    名  将棊頭山(2730m)、茶臼山(2653m)、行者岩(2758m)
天    候  曇り


この時期は梅雨前線のチョットした影響で天気がガラッと変わる事が多い。
予報は曇りでも雨になったり、晴れたりで目まぐるしい。
ちょうどハッキリしないような曇りの予報だったが、次第に晴れマークも出るようになった長野県南部。
予定の南アルプス小日影山へ登るために前日夕方には大鹿村へ入った。
小渋川沿いの林道で湯オレ沢を越えて暫く行ったトンネル付近から取りつく予定であったが、釜沢を越えた所で
工事中のカギのかかったゲート。現場事務所に話して村役場にも掛け合ったが開けてもらえない。
山の取付きまでは歩いて2時間掛かるらしい。雨も降り出したので、ここはひとまず退却。
そうだ小日影山を諦めて、前線から少しでも離れる様にもう少し北へ移動しよう。

考えた挙句、中央アルプス未踏の茶臼山に変更。
夜のうちに小黒川渓谷の桂小場登山口の近くへ移動した。



朝起きる。よし雨は降っていないぞ、出発は4:50。
以前歩いた道なので雰囲気だけは記憶にあるはずだが、
記憶から消え去ったものが如何に多いことか。

馬返しまでは大きく九十九折れの道。急な斜面も無く、苦しい所は無い。
途中2箇所の水場がある。どの水場もたっぷりの水が出ていた。
最初の檜林は1600mでは殆どが唐松林に変わる。
黄金色に色付く秋が楽しみな登山道だ。



馬返しの分岐を過ぎると栂の林に変わる。


栂の向こう側にはダケ林も見える。


登山口から約2時間で大樽小屋。一段下にはトイレも。



大樽小屋を過ぎ、暫くで信大ルートとの分岐。
愈々胸突き八丁に差し掛かる。標高差500m、急斜面ではないが辛い登りとなる。

標高表示が二種類出てくるが、この西駒山荘が提供されたと思えるものが正確と思える。

チョットした広場に成っている胸突の頭
胸突の頭から水平の道を歩けば直ぐに行者岩への分岐。
この付近にはミネザクラが沢山咲いていた。

分岐を右へ曲って行者岩へ。
稜線の冷たい風が汗を吸ったシャツを冷やす。

急激に身体が冷えてくる。

乾いたシャツに着替え、ウィンドブレーカーを着込む。

行者岩を過ぎ、一旦下ってハイマツの中を登り返すと茶臼山。


折角の茶臼山、曇り空で展望は無し。
残念だが茶臼山の姿も一日中ガスに覆われ、とらえる事が出来なかった。


此処へ来るのが目的だったが、まだ時刻も早いので
将棊頭山へ寄ってみる事にした。

時々ガスの切れ目に周囲の山が見えるようになる。



岩の上に猿軍団が現れたが、見張り役と思える1頭が残り、こちらの様子を覗っていた。
刺激しないように通り過ぎる。



ガスの切れ目に現れた将棊頭山

一応の登頂記念にアイフォンのセルフで

夏の花が咲きだしている

部分的ではあったが木曽駒も見る事が出来て満足。


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