白山御前峰(右)と剣ヶ峰(左)
 2014年09月12日~13日  石川県白山市 市ノ瀬から周回 小屋1泊
 メ ン バ ー  単独
行    程  9/12日 市ノ瀬4:25~釈迦登山口~8:10釈迦岳前峰8:23~白山釈迦岳8:34~七倉辻10:36~七倉山10:52
      ~食事休憩20分~白山大汝峰12:15~12:55白山御前峰13:17~室堂小屋13:40
               1日目全行程 9時間15分(休憩含)  上り累積標高差 約2210m
 9/13日 室堂小屋5:00~南竜ヶ馬場6:00~油坂で朝食休憩20分~8:20別山9:27
      ~10:30千振尾根避難小屋10:38~11:50水飲場11:56~市ノ瀬12:45 
               2日目全行程 7時間45分(休憩含)  上り累積標高差 約530m
山    名  白山釈迦岳 (2053.2m)、七倉山(2557m)、白山大汝峰(2684m)、白山御前峰(2702m)、白山別山(2399.4m)
天    候  9/12日=晴れ  9/13日=晴れ


以前から歩いてみたかった釈迦新道からの白山、別山へ。そして千振尾根。
紅葉の時期が一番良いのではあるが、距離が長いので日が短くならないこの時期にした。

予報では初日は晴れ、2日目は曇りだったが、結果は好転して両日ともに晴れになった。





拡大


1日目 白山釈迦岳から七倉山、大汝峰、白山御前峰

市ノ瀬の駐車場で前夜泊して、朝は暗い中をヘッデン点けて出発した。
1km
ほど林道を歩き、山道に入るが再び林道を歩く。

歩き始めて約1時間でようやく釈迦新道の登山口。既に明るくなっている山道に入る。

長い道のりなので焦らずに登る。あまりしんどくない歩きやすい樹林帯の道が続いた。

当てにしていた水場では汲みにくく、藪を漕いで流れの聞こえる沢まで下ってタップリ水を補給した。



下の登山口

登山口

樹林帯は気が付かないうちに灌木帯になっている。
別山が見えてきた、見上げると釈迦岳辺りだろうか、ピークも見える。


意外に早く釈迦岳前峰に到着。聞いていた通り、とても見晴らしが良い所だ。
一休みするにはちょうど良い。青空のもと七倉山から大汝峰、白山御前峰の素晴らしい眺望を楽しめた。

釈迦岳はもう目の前に見える。
笹を漕いで登った釈迦岳は狭く、三角点の上に置かれた文字の読めない標柱だけの、全く殺風景な山頂だ。


別山
 

赤兎山と左奥には荒島岳


真ん中に七倉山(釈迦岳前峰より)


右端が別山(釈迦岳前峰より)


左=大汝峰   右=御前峰 (釈迦岳前峰より)


白山釈迦岳(釈迦岳前峰より)


釈迦岳前峰
  白山釈迦岳

釈迦岳からは100mほど下り、標高差500を登りかえすと七倉山だ。
ここ迄の疲れもあり結構厳しい登りではあるが、見晴らしが良いのは何より。

下から雲が湧いてきて遠くの山が見えなくなってきた。誰にも会わない釈迦新道は熊の糞が多い道だった。  

七倉へ登る途中で白山釈迦岳を見下ろす
  目指す七倉山が真ん中奥に見える

 七倉辻
  四塚山(七倉辻から)
 

大汝峰(七倉辻から)



まあるい七倉山
   
ハイマツに埋もれている七倉山
 
岩間道が見える
   七倉の辻から七倉山へは近いが這松がビッシリ詰まっていて
中々思う様にには進まない。
何処が山頂なのかも判らない。
GPSでは殆ど山頂の標高を示していたので引き返して休憩とした。


北へ下ってゆく岩間道が見下ろせて気持ち良い。
大汝峰は時々ガスに包まれたりしている。




手水鉢を過ぎると大汝峰へ登る。山頂には誰もいなかった。
もう目の前に白山御前峰と剣ケ峰、そしてコバルト色の池が見下ろせる。

適当に雲が動き、抜群の雰囲気を醸し出している。

御手水鉢
 
大汝峰
 
 
もうすぐ大汝峰
 
 大汝峰山頂

剣ヶ峰と御前峰(大汝峰から)


池を回り込むようにして御前峰へ。



朝から約8時間半掛かった山頂だ、存分に展望を楽しんだ。


大汝峰





室堂で小屋の手続きを済ませ、ビールの後は外のベンチで昼寝。

日差しがなくなると急に寒くなって来た。
小屋の方は「今朝は裏の池に初氷が張りましたよ」と言っていた。
そうだろう、小屋の中にはストーブが焚かれていた。


少し秋を感じる色づきも


2日目 別山から千振尾根で下山はこちらへ



TOPへ  山へ残した足跡(日付別)  山へ残した足跡(山域別)   大峰へ残した足跡  台高へ残した足跡 
 百高山と標高2000m超の山  日本100名山
  日本200名山  日本300名山